Blog -備忘録-MariaDBをインストール
投稿日:2025-12-14 /制作工程の話【7】
さて、いよいよMariaDBをインストールします。
VMに入ってまずは必要なツールを入れます。
sudo apt-get install -y curl software-properties-common
「curl」は外部からデータを取得するためのコマンドライン用の通信ツール、「software-properties-common」はaptのリポジトリを追加するための管理用ツールです。
今回はUbuntu標準パッケージのみを使用するので必須ではないですが、実務を考慮するとよく使うものらしいのでひとまず入れておきます。
次にMariaDB公式リポジトリを追加します。
本番で使われているバージョンに合わせて指定してみました。
curl -LsS https://r.mariadb.com/downloads/mariadb_repo_setup | \
sudo bash -s -- --mariadb-server-version=10.5
これはパイプ( | )で2つのコマンドをつないでいるのでまとめて実行できます。
バックスラッシュ( \ )は改行用の記号で次の行も同じコマンドですよってことで
curlで取得したスクリプトをsudo bashに渡して実行してるってことです。
ちなみにどんなスクリプトを取得したか明確じゃないときは使わないほうが良いです。
さて、リポジトリを追加しただけでは apt がその存在をまだ認識していないため、パッケージの一覧を更新して情報を反映させます。
sudo apt-get update
apt は Ubuntu で使われているパッケージ管理ツールです。
ソフトウェアのインストールや更新を、依存関係も含めて一括で管理してくれます。
update が終わったらついに MariaDB をインストールです。
sudo apt-get install -y mariadb-server
インストールができたら MariaDB をOS起動時に自動起動するよう設定して、起動させます。
sudo systemctl enable mariadb
sudo systemctl start mariadb
ここまで出来たらインストールしたMariaDBのバージョンを確認しておきましょう。
mysql --version
バージョン確認をすると、指定したはずの 10.5 ではなく
MariaDB 10.6 がインストールされていました……
しかし、これは失敗というわけではありません。
Ubuntu 22.04(jammy)では MariaDB 10.6 が標準世代となっており、MariaDB公式リポジトリでも 10.5 は基本的に focal(20.04)向けとして扱われているためです。
mariadb_repo_setup でバージョン指定をしても、OSと組み合わせて利用できない場合は、自動的にそのOSで推奨されるバージョンが選択されるのです。
本番環境とまったく同じになりませんでしたが
MariaDB 10.5 → 10.6 はメジャーバージョン違いではなく、
SQL互換性も高いため、今回のローカル検証環境では 10.6 を採用します。
次回からMariaDBの初期設定などを進めていきます。
制作工程の話